利用付帯のクレジットカード保険をヤンゴンで使った話

ちょうどコロナウィルスの流行でパンデミックが発生しそうな時に、病気になりました。
1日寝ても治らず、職場への早く治すつもりがありますアピールのためにヤンゴンの病院に行ってみました。

その際に利用付帯のクレジットカード保険を使ってみましたので、残しておきます。
しかも自動付帯90日+利用付帯90日の、後者の期間で使ってみました。

本件については調べてもあまり出てこなくて、本当に使えるのか不安でしたが、結果的には様々な障害を乗り越えたのち、無事にキャッシュレスで使えました。
マジでエムアイゴールドカードさん(ちょっと実際の運営会社は調べるのが面倒なため省略)には感謝です。

何か不都合な点がありましたら、ご連絡いただければ即刻削除します。
ちなみにちょっと長くなりました。

目次

まず前提

以下のように準備していました。

  • 日本出国後90日間はエポスゴールドカードの自動付帯を使うつもりであったが、病院へ行くほどの病気はせずに90日間を超えた
  • 90日間経過後はエムアイゴールドカードの利用付帯を有効にした
  • 有効にしたのはヤンゴンからちょっと遠くの観光地に行くための片道バス料金(1000円ぐらい)をエムアイゴールドカードで支払った
  • 帰りの便は現地に着いてから決めようと考えていたため購入しなかったものの、結局その日は体調不良で行かなかった・・・(バス会社からの連絡も特になし)
  • エムアイゴールドカードでの支払いはそのバス料金のみ
  • 有効から1ヶ月ほど経過してから病院に行くことになった

では、利用の流れを書いていきます。

クレジットカード保険の連絡先に電話する

ネットで調べて電話します。
が、ここでひとつ問題が。

電話は国際電話になるため、コレクトコールを使うように書かれていたのですが、なんとKDDIさんのサービスの中にミャンマーがありません!!

※普通は以下の「KDDIジャパンダイレクト番号」を使ってかければよいらしい。

連絡先の電話番号はわかっているため、フラフラになりながら安く電話できる方法を探しました。

Viber Outでかける

調べたところ、Viber Outを使って電話すれば、日本の電話には1ドルで30分ほどかけられることがわかりました。

ミャンマーではこのViberという、まぁLINEのようなチャットアプリをよく使っているようで、職場でもこれでやり取りしています。
Viberで登録しているユーザ同士であれば、データ通信料だけで通話ができます。
Viber Outはそこから固定電話や携帯の番号にもかけられる追加機能のようなものです。

ということで、Viber Outクレジットから1ドル分を購入し、クレジットカード保険の連絡先にかけてみました。
が、なかなか繋がらず、30分ほど格闘した結果、やっと繋がりました。

電話番号の先頭に+記号が必要なことが原因でした。
ちなみにViber Outのキーパッドの画面で+記号を打つのは、0のボタンを長押しです。
さらに電話をかけてから自動音声に切り替わり、オペレータに繋がるまで5分以上は待ったと思います。

繋がって日本人がでた時、とても安心しました。笑
すごい丁寧に対応してくれるし、神ですね。

この時点ですでに二つの試練を乗り越えていますが、まだまだ続きます。
次は保険会社の人からいろいろ聞かれるため、質問に答えていきます。

すでにあまり覚えていないのですが、質問を箇条書きで書いてみます。

  • クレジットカードに書かれているお客様番号
  • 本人確認(名前、生年月日など)
  • 日本出国日
    • 現在の日付が1月末で出国日が去年の10月頭とかなので、ここで一瞬オペレータさんの時が止まりましたが、特に何も言われず次の質問へ
  • カードの利用日
  • その利用を証明するものはあるか
    • バスを予約した時のメールがあったため、それを伝えたところ問題ありませんでした(伝えただけ)
  • どういった症状か
  • どこの病院がよいか
    • 知り合いから教えてもらった日本語対応ができる二つの病院をよく調べずに伝えましたが、後で場所を調べると結構遠い方の病院を選択されてしまったため、事前に調べておいた方がいいです
  • 病院から直接私に連絡する場合の連絡先

後は保険会社でもろもろ確認してから病院に連絡し、病院から私に連絡してもらうので、30分以上はかかると思うが待っていてくれと言われて、電話は終わりました。

病院から連絡がくる

電話が終わった時点で、かなりフラフラだったため横になっていると、1時間弱してから病院から電話がありました。
診察を予約したので、病院に来てくれとのこと。

用意をしてタクシーで病院に向かいます。

ちなみにヤンゴンの道は悪く、普通に走っているだけでもかなり揺れることに加え、運転も荒い人が多いので乗ってるだけでかなり体力が削られるんだなということをこの道中で発見しました。

病院で日本出国日を証明するものがあるかを聞かれる

朝起きたときよりもかなり体調が悪くなった状態で病院に到着。

受付にパスポートを渡してしばらくすると、日本出国日がわかるスタンプが押されていないが、日本出国時の航空券の半券などはあるかと聞かれました。
もしかすると家を探せばあったかもしれませんが、もう3ヶ月以上前のことですし、確実ではなかったためわからないと伝えました。

必要な理由を聞いてみると、保険会社から要求されているとのこと。
保険会社に電話してどうすればいいかを確認してくれと病院に言われました。

この時点で体調が悪く、Viber Outのクレジットを追加で購入しなきゃいけないし、電話してもすぐに出てくれないかもしれないし、あくまでカスタマーセンタへの電話のため同じ人が出るかもわからないし、出なかった場合は説明がめんどくさそうだし、で「病院側から確認しろよ」と心の中で悪態をついて、微妙にキレながら電話しました。

なんとかスムーズに連絡がつき、結局特に不要だったという結果になりました。

日本出入国スタンプについて

ちょっとスタンプについて軽く調べてみたのですが、海外在住の人は場合によっては出国・帰国の際にスタンプをもらった方がいいかもしれないですね。
もしくは航空券の半券を保管しておくかといったところでしょうか。

  • 出国のスタンプは今回のようにクレジットカード保険を利用する際に求められるかもしれない
  • 帰国のスタンプは役所への申請の際に使うよう

スタンプはエミグレーションとイミグレーションの場所で係員に言えばもらえるようです。
詳しく書くとさらに長くなるため、とりあえず記憶の片隅にでも置いておいてもらえると幸いです。

診察、薬をもらう

診察してもらい、インフルエンザの検査結果は陰性、薬をもらい、特に何か支払うこともなく病院から出ました。
診察代も薬代もキャッシュレスでした。

その後、保険会社からも病院からも特に連絡はありません。

ちなみにこの時点では、この病院ではコロナウィルスの検査ができなかったらしく、普通に風邪として処理されました。

最近見ましたが、日本でもコロナウィルスの検査は簡単にはできないみたいですね。(※当時の話です。)

5日間ぐらい治りませんでしたが、熱・咳・嘔吐・下痢なし、身体のだるさと喉の痛みと頭痛ぐらいの症状だったので、コロナウィルスではなかったと信じています。

最後に

ということで、長くなりましたがひと通りの流れを説明しました。

ちゃんとネットの情報にある通り、クレジットカード保険は使えます。
ただ本当に体調が悪いときに同じような手続きをちゃんと踏めるのかは疑問なので、そこまで健康に自信がない人は普通に駐在保険などに入らないと、ずっと不安がついてまわる気がします。

何か質問がありましたらお気軽にご連絡ください。
それでは。

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