開業届の控えを取得する

フリーランスになるにあたって、開業届を提出するかと思うのですが、その提出の際、控えに税務署のハンコをもらって保管しておいた方がいいですよ、という話です。

そうしないと控えが必要になった場合にめんどくさいよ、という話です。

ちなみに開業届は「開業freee」で作成して、普通に受理されたっぽいです。

目次

背景

ITエンジニアとしてフリーランスになってから3ヶ月ほど経つのですが、コロナで在宅勤務になってることも影響してか、経費を使う機会がありません。

7月は現時点で2000円。
6月は按分した家賃を除くと、それ以下。。。

経費を無理やり使うといっても限界があるので、何とか控除させないとと焦って見つけたのが、小規模企業共済の制度。
この制度の説明などは他に譲るとして、この制度に加入する場合、フリーランス(個人事業主)初年度だと開業届の控えというのが必要になるそうです。

本来、開業届の控えというのは、開業届原本提出の際に一緒に提出して、控えは税務署のハンコを押してもらってから返却されるらしいです。
が、私は原本だけ提出して受理されて終わりました。
30秒もかからなかった気が。。。

ということで控えをもらいに税務署に行ってみたのですが、かなりめんどくさいことに。。。
というか、そもそも小規模企業共済に加入するのもめんどくさい。。。
あと関係ないけど、年金基金の加入も。。。

税務署にて

直接職員に聞いてみたところ、以下のような回答をもらいました。

  • 控えを発行するには開示請求の手続きが必要で、最大で1ヶ月ほどかかる
  • 開業届の原本の参照はすぐにでき、写真を撮ることはできる
  • まずはその写真でもOKなのかを小規模企業共済を運営しているところに問い合わせてみた方がよい

ということでその場で電話にて問い合わせてみました。

中小機構の回答

電話で問い合わせ窓口に原本の写真でも大丈夫かを聞いてみたところ、窓口では回答できず別部署でないとわからないとのこと。
本日中か明日には別部署から連絡します、と言われました。

ただこちとらすでに税務署にいるし、連絡が明日になった場合はまた税務署に来なきゃいけないので、もう開示請求の手続きを進めることにしました。

結局当日中に別部署からの連絡はありませんでした(私が窓口と電話したのは昼過ぎ)。

そんなにレアケースなのでしょうか。
たしかに手続きがめんどくさそうなので、加入する気が起きないのはわかるのですが、月7万円の控除ができるとなれば、簡単に引き下がるわけにはいきません。

再び税務署にて

ということで開示請求の用紙に記入し、手数料300円を支払って、本日は終了。

なんかよくわかりませんが、税務署から後日何か送られてくるので、それに記入してまた税務署に来るか、または郵送で送ってくださいとのことでした。
しかも郵送する場合は切手を購入して同封する必要があるらしい。

税務署は平日日中帯しかやってないので、郵送にするつもりですが、この苦行は何だ。。。

最後に

以上、本日の出来事を記載させていただきました。

これまだ控えを取得する段階の話ですからね。
少し調べてみた感じ、小規模企業共済の加入手続きもなかなかハードルが高そうです。

開業届の提出時に控えも出しておけばこんなことにはならなかったのに。。。

開業届の控えについて、いち個人のリアルな取得の話がネットで見つからなかったので書いてみました。
書かなきゃという使命感に駆られたら、後日談も書くかもです。

それでは。

2020/07/14 追記

2日後に中小機構の契約関係の方から電話がありました。
(翌日か明日に電話しますって言ってたのに。。。)

なんと、開業届の原本の写真でもいいとのことです!!

とにかく税務署のハンコが押されていればいいようです。
思っていたより柔軟で驚きました。

実際は紙にプリントアウトして持って行った方がいいと思います。
また、加入手続きする際の銀行などの担当者では、それでいいのか判断できずに揉めるかもしれませんが、中小機構の人がOKと言ってましたと伝えていいそうです。

もう私は開示請求の手続きをしてしまっているので(当たり前だけど、まだ結果すら届いてない)、これを試すことはできませんが、明らかに写真の方が早いし楽だと思います。
ご参考になれば幸いです。

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