英語と日本語での仕事のパフォーマンスの違いについて

TOEIC685点程度の英語力で海外に行き、ITインフラエンジニアの仕事をすると、どんな感じになると思いますか?
変わらない?落ちる?慣れれば上がる?という話が書ければなと。

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結論から書くと

現時点(ミャンマーに来てから2週間)では英語がメチャクチャ足を引っ張っており、とても日本の時と同じパフォーマンスは出せません(私は)。

以下のような場合にパフォーマンスに影響が出ます。

  • 何らかの説明やお願いをする場合
  • 細かい質問を大量にする場合

何らかの説明やお願いをする場合

例えば、現在構築中のシステムに死活監視機能をZabbixで導入する場合、自分が大枠の方針だけ決めて、それをプロジェクト関係者の4人(全員ミャンマー人)に説明するとします。
大した話でもないので、特に資料も用意せずに何かあればホワイトボードに書くことにして、打ち合わせ場所に集まってもらい、以下のような説明をします。

  • 各サーバや各NW機器の死活監視機能をZabbixで実装してほしい。
  • 死活監視はとりあえずpingチェックのみでよい。
  • DCサイトのZabbix Serverはこのサーバに入れて、他のサーバには今後のリソース監視機能拡張を見据えてAgentをインストールしておく。
  • DRサイトのZabbix Serverはこのサーバ。
  • DCサイトとDRサイトでZabbix Serverを導入するサーバのタイプが違うが、これはNWトラフィックを考慮しての結果。
  • マシンダウン時に検知するため、Zabbix ServerにSMTPサーバを導入して、自社のメーリングリストまで飛ばす。
  • さらにDCサイトとDRサイトにアクセスできる場所にPC端末を用意して、Zabbix Serverの管理画面の確認やサーバにログインできるようにする。
  • マシンがダウンした場合はそのPC端末に自社からリモートでアクセスし、踏み台として利用する。
  • ちなみに過去に同じようなことをやったナレッジはある。
  • スケジュールは現在の構築完了予定と同じ期限とする。

これを英語で説明できるか?

ということです。
大した話じゃないと書きましたが、実際に文字に起こしてみると日本語でもなかなかめんどくさそうですね。。。
そりゃ私の現在の英語力ではパフォーマンスが下がるわけだ。

一応これを英語で汗だくになりながら何とか説明しましたが、こんな説明やお願いの機会はプロジェクトをやっていると何度もあるわけで。。。

最後に

長くなりそうなので「細かい質問を大量にする場合」は省略しますが、一言でいうと大量の質問を英語にしなきゃいけないので、質問するのがすごく億劫になって後回しにしてしまい、どんどん追い込まれていく状況になるということです。

いかがでしょうか?
日本にいる時は現在の英語力でITインフラエンジニアの仕事がどれぐらいできるのか、ほとんど想像できませんでした。
インターネットで調べても自分の仕事内容とフィットする記事があまり無かった印象です。

本記事が同じように検索している人の参考に少しでもなれば嬉しいです。
もっと知りたい人はご連絡いただければ書きますのでお気軽に。

後は3か月ぐらい経ってから英語力の向上やパフォーマンスの変化について書きたいところですが、どうなることやら。
現在も帰宅後に英語の勉強はしてますが、そんなすぐにレベルアップする気がしないので。。。

それでは。

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